愛知県 豊橋市 ハート動物クリニック 動物病院 の日常です


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まむしに咬まれたら・・・

わんちゃんドライブと運動でちょこっと触れましたが、暖かくなってくると注意したいのが、“蚊”“ノミ”“ダニ”そして“蜂(はち)”“マムシ”。

前三つの“蚊”“ノミ”“ダニ”に比べると非常に少ないのですが“蜂(はち)”“マムシ”もご注意ください。
“蜂(はち)”“マムシ”は刺されたり咬まれたりすると非常に激しい症状を起こすことがあるからです。

*蜂刺され
蜂に刺されると、アナフィラキシーショック(体の過敏反応)を起こすことがあります。
過去に蜂に刺されたことがある子は要注意です。
初めて刺された子でも過敏反応がでることがあります。
<症状>
局所の痛み・発赤・腫れ(局所反応)、顔やからだ全体の腫れ・発熱・血圧低下・嘔吐・呼吸困難・意識障害・死に至ることもある(アナフィラキシーショック)

<季節>
ミツバチ・アシナガバチ・スズメバチともに7月頃から9月頃に事故が多いようです。特にスズメバチは9〜10月になる前の8月頃から注意しますが、年中気をつけた方が良いでしょう。

刺された場所に蜂の針が残っていたらそっと抜いてください。(針を押したりつぶしたりしないように)
蜂に刺されたらすぐにお近くの動物病院にご連絡ください。
場合によっては救急処置が必要な場合があります。


*蛇の咬傷事故
マムシやヤマカガシの事故が多いようです。
病院に運ばれてくるワンちゃんでも年に2〜3件の咬傷事故があります。
咬まれた部位の症状が激しく、
蜂と違ってアナフィラキシーショック(全身の過敏反応)はまれです。
<症状>
直後に局所の痛み、20〜30分で腫れ、1〜2時間で皮下(皮膚の下の組織)や筋肉の層に出血と腫れがはじまります。
時間が経過すると腫れた皮膚が壊死してべろっと剥がれ落ちることがあります。
重症化すると脱水・血圧低下・体液減少性ショック・チアノーゼ・腎不全・肝不全・発熱・下痢・嘔吐・けいれん・呼吸困難・立ち上がれないなどがおこります。
まれに血栓症・昏睡から死に至ることがあります。
<季節>
マムシは3〜11月、雨上がりには特に注意です。

もし咬まれたとわかったら毒の吸引機のようなものがあれば使ってもいいかもしれません(咬まれた直後のみ効果があるかもしれません)。
ですが、足を縛ったりぎゅっともんだりするのはお勧めしません。
咬まれたらとにかく安静にして(毒液の循環をできるだけ押さえる)速やかにお近くの動物病院に連絡をしていただき受診してください。
咬まれてからできるだけ早期に治療をすることで軽症で済む場合もあります。



よくあるのが「草むらに入っていったらキャンと鳴いて戻ってきた。」
その後「足を上げていたと思ったらひどく痛がって腫れてきた。」「顔がパンパンに腫れてきた」といった事例です。
この時は蛇に咬まれたわんちゃんでした。
(蛇の咬傷以外が原因でこのような傷病歴をたどることもあります。)

また「庭で遊んでいたら顔が腫れてきた。」なんてこともあります。
これは蜂に刺された例です。d0129766_16353146.jpg


こわいよね。おでんはハチにさされたことはありませんよ。→








もし疑わしい場合はすぐにお近くの動物病院にお問い合わせください。

ハート動物クリニック
尾崎佐記
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by heart-day | 2009-05-02 07:30 | 病気のこと