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愛知県 豊橋市 ハート動物クリニック 動物病院 の日常です


by heart-day
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今日の道具たち

病院には、色々な道具があります。
それぞれの目的に会わせて色々な昨日や形があります。


さて、↓これはなにをする道具でしょうか?
今日の道具たち_d0129766_1644439.jpgはさみ?ペンチ?
ニッパー?












今日の道具たち_d0129766_1645982.jpgワインのコルク栓抜き?
小顔になれるあれ?














全部、うさぎちゃんの歯の治療のための道具です。

うさぎちゃんはしばしば歯が伸びすぎたり、変な方向に伸びることで、うまく餌が食べられなくなることがあります。


うさぎちゃんの歯は一生伸び続けるため、常に削られなければいけません。
そこで、歯が削れるためには乾草や牧草、硬いペレットフードなどの餌を食べることが大切なのですが、間違った餌を食べることによってうまく削れず、歯が伸びてしまいます。
歯が伸びると、お口の中のやわらかい粘膜(舌や口の内側)を切ってしまい、痛くて食餌がとれなくなります。
食餌がとれないと、うさぎちゃんの場合数日で肝不全になってしまうことがあります。
また最悪の場合死亡することもあります。

また、生まれつき歯の向きに異常があって、変な方向に歯が伸びてしまうこともあります。



そんなとき、伸びてしまった歯や、変な方向に曲がった歯、歯の一部が尖って口の中を傷つけている歯をなんとかしなければいけません。


それが、上にある写真の小道具たちです。
一番目の写真は、伸びてしまった歯を切るための道具たち。色々な形があります。

こんなとんがったものとか→今日の道具たち_d0129766_1792794.jpg













丸くて先が90℃に曲がっているもの→今日の道具たち_d0129766_17101932.jpg






これらは歯を直接「切る」道具です。

他にも歯医者さんで使うような「削る」マイクロエンジンというものも使います。
(ウイ〜ンとかチイイイ〜とかのあれですね)







また、↓この写真のものは、
コルクの栓抜きみたいな右端がうさぎちゃんのお口を縦方向に開けるための道具、
真ん中は、うさぎちゃんのお口を横方向に開けるための道具、
左端が、うさぎちゃんの舌をよけるための道具です。
今日の道具たち_d0129766_17291618.jpg(なんだかかわかりにくいですね)













うさぎちゃんはわんちゃん猫ちゃんに比べると、お口の中が狭くって、こういった道具でしっかりあけないと良くは見えないのです。
診察の時は耳の中を見る時に使う「耳鏡(じきょう)」というもので口の中をやっとこ見るくらいなので、その狭さがわかります。



歯の治療はおとなしいうさぎさんで2〜5分くらい。
麻酔をかけて治療する場合は10分くらい。
(前の歯や奥歯の状態によって変わります)


とにかく、この病気は普段の食生活がとても大切です。
また、定期的な歯の健康チェックで「痛くてごはんが食べられなくなりました」になる前に、歯の異常を発見できます。


このうさぎちゃんの歯の病気、実は奥が深く、もう少しお話をしたいので・・・
次回に続きます、長くてごめんなさい。


豊橋市 ハート動物クリニック
尾崎佐記


by heart-day | 2010-02-24 17:35 | こんなものあります