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愛知県 豊橋市 ハート動物クリニック 動物病院 の日常です


by heart-day
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動物のリハビリテーション

少し以前のお話しになります。

6月某日、動物リハビリテーションのレクチャーに行ってきました。
大阪で3日間の講義です。

講師はDr.Denis Marcellin-Little(North Carolina University)、とても紳士的で素晴らしい先生でした。

リハビリテーションは個々によって様々な方法を行うので、「この病気はこうしろ!」とか「これしかない!」というものはなく、基本的な考え方や「こんなふうにやってます」といった内容です。

日本ではまだ「動物理学療法士」の資格はありません。
それどころかリハビリをするということ自体、ほとんど行われていません。

マーセリンリトル先生は10年以上前からリハビリテーションを行っているそうです。(整形外科専門医のため、手術後のリハビリテーションが多いようです)
ご専門は整形外科なので、実際は手術をして、療法士の方にリハビリテーションをお願いするのでしょう。


さらに今回感銘を受けたのは、先生は義足を治療に使われている事でした。
例えば腫瘍や、血栓症、外傷などでやむなく断脚する場合があります。
そういった子に対して、人間の義肢装具士と協力してオーダーメイドで作るそうです。
なんとすばらしい!
動物のために、と思えば当然自然に行き着く治療なのでしょう。
(とは言っても、まだまだ研究段階の治療方法なのでどこでもできる・・・どころか世界中探しても実施できるところはないのです)
いつか、足をなくした子達が4本足で走る事ができる時代がくるのかもしれません。
by heart-day | 2007-12-06 16:37 | 病気のこと