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愛知県 豊橋市 ハート動物クリニック 動物病院 の日常です


by heart-day
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犬の足腰のはなし〜その3〜

今回は「足腰が悪い」時の動物病院での診察、検査のお話です。

まず、動物病院では
0.初期情報
1.問診、視診
2.身体検査
3.検査計画
を行います。

具体的には・・・
0.初期情報(受付にて)
わんちゃんの年齢、性別、品種、大きさ等や、今回来院の理由と今までの病気の有無についてお聞きします。

次に、
1.問診、視診
飼い主様からみたわんちゃんの様子、気になる事、またその様子が始まった時期、治療歴をおしえていただきます。
また、立ち姿、歩き方、走り方のチェックも行います。

2.身体検査
体重、心臓の音、脈拍、呼吸、体温等、全身状態をみます。
その後、神経学的検査を行い整形学的検査に進みます。

整形学的検査は
○視診
○筋肉の触診
○関節の腫れ
○関節の動き
○関節の安定性
○骨の触診
について前足から後足まで検査していきます。
その後、必要な検査を検討します。→3.検査計画ですね。

整形外科的検査では主に画像診断を行います。
画像診断には、
○単純レントゲン撮影検査
○関節鏡検査
○CT検査
○MRI検査
などがあります。
一般的にはまず単純レントゲン撮影検査を行います。
後3つの方法は全ての動物病院で行えるものではありません。
(もちろん、単純レントゲン撮影検査で検出できずさらに特殊検査が必要な場合は検査可能な病院でおこなうこともあります)


また、単純レントゲン撮影検査の中でも「股関節形成不全」を検出するためのPennHIP検査(ペンヒップ検査)には鎮静または麻酔を行って検査することもあります。


と、ここまでで診察検査(麻酔の必要な検査以外です)でおおよそ20分から60分ほどの診察になります。
わんちゃんが病院嫌いにならないように、なるべく検査は短時間で、でもお話の時間は十分にとれるように。。。と考えています。


では、次回は「足腰が悪い」病気の種類についてのお話です。
(長くなっていますが、気長にお読みください・・・)

>>>その4へ続く・・・
by heart-day | 2008-06-10 16:21 | 病気のこと